その他日々のこと

自分は●●という意識を持つこと

こんにちは。この頃活動の幅が広がってきたなと感じているKEIKOです。初めて事案が多く、自分の動き方をしっかりしないとなーと思っています。
そんなこともあり、色々思うところがありました。

今日は自分と周りとの関りかたについてちょっとお話したいです。

日本人の美徳・美しさの要素の一つに「謙遜」や相手を立てる意識があると思うんです。
皆さんもよくご存じですね。

この考え方があるからこそ質の高いものを提供でき、海外の人たちに称賛されたりもしますし、武道や茶道、日本に固有な文化の美しさはこの意識を欠いては成り立ちません。独特の間や空気を醸す要素でもありますね。

けれどもこの考え方をまじめに突き詰めてしまうことは、以下の場合においてはデメリットを生むと思っています。

〇親が子供を潜在的・顕在的に支配しながら教育した場合、もしくは、子供が親の愛情に対して不安を覚えながら育った場合。⇒子供はまず相手の意志ありきとなり、自分の意見・考えを後回しにし、対等なコミュニケーションを取る訓練ができなくなります。

〇傷つくのが極端に怖いHSPの気質を持っている場合。⇒自分が相手のちょっとした態度や言葉に深く傷つくように、自分の言動が相手にとって大きな影響を与えると感じてしまい、言いたいことを言いにくくなります。

「~が欲しい」「~がしたい」と自分の望みを述べることは、ます相手を見てから、とか、控えるよう教育される日本。マナーとしては美しく、必要な場面もありますが、これを24時間家族といる間も守るのはなかなか辛いものがあります。メンタル不調の多さの裏に、この教育の影響がかなりあるのではないかなと、私は考えています。

ちなみに、私はHSP気質なので、人と一緒にいる時間自体を短く持っていたほうが心地よく過ごすことができます。一人時間がないとすぐ超ストレス状態になりやすいです・・(今も家族が外出中なので想像力解放できて満たされています😎)

ついつい相手を先に満たそうとしていませんか? 自分を先に満たして良いことを知っていますか?
相手があなたを不満・不快にさせるように、あなたが相手を不満にさせても良いと、理屈ではなく感覚として知っていますか?

人とのコミュニケーションは、全てのものと同じく陰陽のバランスだと思います。

人の体もバランスで成り立っています。(これは学びコースの生徒様にはよくお話しています)コミュニケーションも同じ。

けれども直接自分の思っていることを伝えたり、表現するのは難しいかと思います。日本の極端思考で、「失敗はいかん」って風潮があるのも原因にあります。

何が正義か、悪かを決めているのは実は自分が所属しているコミュニティーなんです。

色々な価値観があることを情報収集できる現代は、自分の所属するコミュニティーの姿を客観視することができます。知ったうえで、「自分はどうしたいか」「自分はどんなことを許せて、どんなことを許せないのか」など、自分のあり方を据えられると、コミュニティーの価値観との軋轢に苦しまなくて済むと思います。

周りがみんなこう考えるから私も、、、で、ご自分が良いのかどうか。心地よい人はそれがベスト。

私は周りの人と合わせるのが昔から苦手でした。そこで生まれた悩みも色々ありましたが、今は心身パワフルな状態です(今は別の悩みが沢山・・・・でも前よりは俯瞰できています)

雨で外出したくないこの時期、ご自分の棚卸をするのも良いかもしれませんね。